3月6日(日)14:00~16:00 くまもと県民交流館パレアにおいて
有意義な時間を皆で共有させて頂きました
今回は、原則的共同親権へむけて活動をされている『桜の会』の坂本さんと一緒に講義し、私からは親権のこどもの権利についてお話をさせて頂きました。
後半は、グループワークの時間を設けアウトプット。また今回は『桜の会』の平山代表も、大阪からかけつけて現状を訴えてくださいました。
日本の制度は、離婚後は「強制的な単独親権」になりますが、先進国含めてほとんどの外国は「原則共同親権」です。
とはいえ、日本の単独親権の制度で守られている人がいるのも事実。例えば虐待やDVからの被害者達がそう。
しかしその方達は、親権が単独であろうと仮に共同であろうと、加害者から引き離し、安全を確保することは当然の措置。それとは別にしたところで、単独親権制度では守られるべきこどもや親が守られていない現状。そして親としての責任や権利と、負うべき義務のバランスを不均衡にしている。フェアじゃない。養育費未払いによる一人親世帯の貧困問題も、少なからず単独親権が背景となっている。
・・・と、本当にたくさんの悶々とした課題でしたが、参加者の皆さん全員が、知って理解して自分事として捉えて一生懸命に考えて、悩んで答えを出し合って頂いたことは至極嬉しいことでした。
共同養育や原則的共同親権を法整備にするにはあまりにたくさんの課題があります。
現在も、法務省の諮問機関で、この1年集中的に調査検討が行われています。
ハードルはありますが、私自身はなによりこどもの命や幸せを最優先に、守られるべきこどもや親を守るための養育の在り方を実現させるために、アクションを起こして行かなくてはならないと改めて思いました。
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