27日(日)は玉名へ。
親しくさせて頂いている玉名の吉田まきこ市議の市政報告会と、慈恵病院のこうのとりのゆりかごの設置に携わられた元看護部長の田尻由貴子さんの講演へ。
道中の501号線は、いっきに満開になった桜と、菜の花で春のエネルギーに包まれていました。
吉田まきこ議員は、女性議員として尊敬する・私にとってはお姉さん的な存在です
ゆりかごに携わられていた田尻先生とのありがたいご縁を頂きました。
熊本市の一女性議員として、ゆりかごの必要性は強く感じています。
母親がプライバシーを守られる権利。こどもが自分の出自を知る権利。
様々な権利がぶつかる中で、関連する数々の法律を、一つ一つ整理して、整備していかなければなりませんが、それでも命を守るための受け皿として絶対的に必要です。
そして根本的な教育。
男女ともに命の大切さを感じ、自他を大事にするため気付きを生み出す性教育が必要。
田尻先生は性教育のことを漢字の如く、心が生きる教育と仰っていました
里親委託率も熊本市、熊本県ともにワースト1から3 を行ったり来たりしている状況です。
社会的に養護されるべきこども達が、家庭的な環境で、家族から愛を注ぎ込まれて健やかに安心して育っていく。
そんな環境を増やすために、里親制度を多くの方に知ってほしいです
ゆりかご。
この問題は母親とこどもだけの問題のように捉えられていますが、ここの背景には、【男性】が潜在していること。
なぜ、つらい思いをしているのは母親なのか。
男性(父親)はどこで何をしているのか。
本当は男女、お父さんお母さん、皆で考えなきゃいけないことなんですよね。
今日は、田尻先生のお話を聞きながら、悲しさや複雑な想いが湧き上がってきましたが、こどもたちの命を守れるよう、助けの必要な親御さんが救われるよう。
こうのとりのゆりかごそのもの、そして母子に必要な支援が施されるよう、応援して参ります。
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